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ベトナム現地採用は後悔する?2年ベトナムで働いて分かったこと

「ベトナムの現地採用は後悔する」と聞いたことはありませんか?

現地採用はデメリットが多いといわれていますが、私はそこまでデメリットを感じませんでした。
今回はベトナムの現地採用は後悔すると言われている理由について、2年ベトナムで現地採用として働いていた私が紹介します。

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私がベトナムで働くことになった経緯

まずは私がベトナムで働くことになった経緯を紹介していきます。

私は大学生時代に2か月間東南アジアの国々をバックパッカーとして旅行しました。その時に、将来は海外で働いてみたいと思うようになりました。

大学卒業後は1年だけ都内のIT企業で働いていました。給与額は大学新卒の平均で、決して高給取りではありませんでした。残業代も込みの会社だったので、給与が増えることはなく、あまり貯金できずにいました。

そして残業も増えて自分の時間が確保できなくなっていき、仕事を辞めたくなり、なんとなくで海外の求人を探していたところベトナムの求人数が多かったので、何社かダメもとで受けてみました。

そして運がいいことに現地採用として採用されました。

ベトナムで現地採用が後悔すると言われている理由

ベトナムの現地採用は後悔すると聞いたことはありませんか?

インターネット上で「ベトナム 現地採用」と検索すると「やめとけ」や「後悔」といったネガティブな検索結果が候補として表示されます。

ここからは、なぜベトナムの現地採用は後悔すると言われているのかについて紹介していきます。

駐在員と比べられる

ベトナムに限らず、海外での現地採用は駐在員と常に比べられます。

比べられると言っても現地採用の人、駐在員の人本人が比べるのではなく、周りのみる目線が違うように感じます。

駐在員は大手企業の社員のため、会社から住居や保険、そのほか様々な福利厚生が提供されています。

駐在員が会社から提供されるもの

  • 住居(高級コンドミニアム)
  • 給与+海外赴任手当
  • 医療保険
  • 会社までの送迎車
  • 航空券代支給

などがあります。会社によって条件が違いますが、ほとんどの駐在員にはこれらが提供されているはずです。

現地採用では住居や海外赴任手当は支給されません。現地採用では雇用先の会社によりますが、医療保険や航空券が自己負担の場合もあります。これらの理由から現地採用にはメリットがないと言われていて、後悔すると一般的に言われています。

ぶっちゃけて言うと、駐在員として海外赴任できる方は日本でも勝ち組の人たちなので、比べるのはナンセンスだと個人的に思います…w

1500ドル以下の求人がある

現地採用は1500ドル以下の求人があります。日本語教師などの求人は1200ドル程度のところが多い印象です。

1500ドルは2024年現在のレートでは23万円になりますが、私がベトナムで働いていたときは1500ドルで17~18万円程度でした。

ベトナムは物価が安いので1500ドル程度で暮らせると勘違いしている方も多いので、そのような方が1500ドルの求人を経験して後悔するとネットで発信したことから、ベトナムの現地採用は後悔すると広まったと考えられます。

ベトナムで2年現地採用として働いて良かったこと

ここまでは現地採用は後悔すると言われる理由を書いてきましたが、ここからは現地採用として働いて良かったことを書いていきます。

個人的に感じたことなので、働く業種によっては私の感想とは違う方もいるかもしれません。

想像以上に手取りが多かった

私は2000ドルで採用されたので想像していたよりも手取りがあったなと思います。

私がベトナムで働いていたときのレートで2000ドルは約25万円~26万円程度でした。ここから1万円が引かれたのが手取りでした。

20万円以上もベトナムでいただければ日本で暮らすクオリティで生活できます。なんなら、日本よりも快適に暮らすことができました。ちなみに、2回昇給して給料の額面は2400ドルになりました。

私の生活費をまとめてみました。

生活費一覧

  • 住居:400ドル
  • 光熱費:約40ドル
  • 食費:250ドル(ほぼ毎日外食)
  • 交際費:150ドル
  • インターネット:0円(家賃に込み)
  • スマホ:0円(会社支給)
  • 移動手段:自分のバイク

生活費一覧はこの通りです。大きく金額が出たのは、住居と食費の2つだけです。

交際費は飲み会や足裏マッサージ、カフェなどを含んでいます。私はバイクが好きだったので、休みの日はバイクでツーリングすることが多かったです。

手取りが1900ドルだとすると、残る金額は約1000ドル(約12万円)で毎月500ドル以上は貯金するようにしていました。

日本の新卒よりも貯金できていると思いませんか?

ちなみに私がはたらいていた会社はボーナスが年1回あったので、その金額もまるまる貯金することができました。

キャリアアップにつながった

現地採用は日本帰国後にキャリアとして評価されないと言われていますが、私の場合はキャリアアップにつながりました。

現在、日本でタイに関係する事業に携わっており、定期的にタイ出張へも行っています。自分語りになってしまって申し訳ないですが、私はベトナム在住時に英語があまり話せなくて週2で英会話教室に通っていました。

ある程度通って日常英会話ができるようになってからは欧米人がいるバーに行って、生の英語に触れるようにしていました。そのおかげで仕事でも英語で交渉ができるようになり、欧米人の彼女までゲットしました。

また、英語ができるようになってからは仕事も順調になり、日本の有名な企業のベトナム視察の担当になり日本人のかたとも繋がりが増えました。

日本の企業はグローバルな人材を求めている企業が多いので、自分の頑張り次第では現地採用も十分なキャリアになると思っています。

自由な時間が日本より多い

自由な時間が日本より格段に多いのが最高でした。

私が働いていた会社は9時~18時の一般的な勤務時間でした。残業もほぼなく、残業をしても30分程度でした。

ベトナム人の従業員は定時になるとすぐに帰るので、仕事をしようとしても出来ないのが現実で、同じように私も帰ることが多かったです。

また、始業は9時ですが仕事に慣れてからは9時半に出社しても何も言われず、毎朝安いカフェでのんびりしてから出社していました…w

日本で無給残業するよりもストレスフリーである程度稼いで生活するのが最高でした。

近隣国へ旅行しやすい

ベトナムはタイやカンボジアに隣接しているので、近隣諸国への旅行がしやすかったです。

私がベトナムで働いていたときはタイとカンボジア、ラオスへ遊びに行きました。感覚的には東京から北海道へ旅行するような気軽な感じだったので、3連休を取って行っていました。

ベトナム現地採用で後悔しないためには求人選びが重要!

ベトナムの現地採用は後悔するといわれていますが、後悔する理由は求人選びに間違っているからです。

現地採用の給料の幅は広く、安いと1200ドル程度からあります。1200ドルでも生活できると考えている方もいると思いますが、1200ドルだと日本の暮らしに慣れている日本人だと後悔してしまいます。

ベトナムの現地採用で働いて後悔しないためには、給料が1800ドル以上の求人を選びましょう。おすすめは2000ドル以上です。

ベトナムで2000ドル以上もらえると日本と同程度の暮らしができるので、ベトナムの現地採用を考えている方は2000ドル以上を狙ってみてください。

  • この記事を書いた人

EasyTripMore編集部

EasyTripMore編集部です。アジア圏の旅行のハードルがさらに低くなるタメになる情報を発信しています。その他にもグルメやホテル情報などを随時更新予定。EasyTripMoreで旅行をもっとイージーに。

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