疑問
- ベトナムの喫煙事情が知りたい
- 電子タバコの持ち込みは大丈夫?
喫煙者の方が気になるのがベトナムの喫煙事情ですよね。
結論から言うと、ベトナムのタバコ規制は日本よりも緩いです。
今回は元喫煙者で元ベトナム在住の私が、ベトナムの喫煙事情と電子タバコの持ち込みについて徹底解説していきます。
ベトナムの喫煙事情
ベトナムの喫煙率は世界15位となっていて、喫煙者数は推定1560万人と言われています。
Global Action to End Smokingの2022年の調査によると、ベトナムでは人口の22.7%が喫煙しており、男性の44.3%が使用しているという調査結果が出ています。
男性の44.3%という数値は、ベトナム人男性の約半数が喫煙者であるということを表しています。
対して、日本の喫煙率は16.8%となっています。
ベトナムは世界的に見ても喫煙者が多い国と言えるでしょう。
※喫煙率は15歳以上の男性人口のうち、日常的にタバコ製品を使用している人の割合です。
ベトナムのタバコ規制は緩い!
ベトナムの成人男性の約半数は喫煙者ということもあり、ベトナムのタバコ規制は日本よりもかなり緩いです。
ベトナムでは歩きタバコをしている人や、カフェのテラス席やレストランの外でタバコを吸っている人をよく見かけます。
5年前くらいまでは屋内で喫煙もできるところが多かったですが、最近はレストランの屋内やオフィスビル内は禁煙になってきています。
それでも屋外での喫煙は自由なので、喫煙者の方にとってベトナムは旅行がしやすい国と言えます。
ベトナムのタバコは激安!
ベトナムのタバコは激安です。
日本だと1箱500円~600円が相場ですよね。
ベトナムでは1箱100円~250円で購入することができます。
日本では600円くらいするメビウスやマルボロが、ベトナムでは250円程度で購入できます。
私がベトナムに住んでいたときは、ベトナム産のタバコであれば1箱100円以下で買うこともできました。
日本の約1/3の価格で買うことができるので、喫煙者の方は現地で購入したほうがお得ですね。
電子タバコは?持ち込み可能?
電子タバコの持ち込みは可能です!
電子タバコを持っていくには、手荷物で持っていく必要があります。
航空会社の規定で、預け荷物に電子タバコを入れることはできません。
ベトナム旅行を計画している方で、アイコスなどの電子タバコの持ち込みについて疑問や不安を持っている方も多いと思います。
私自身過去にアイコスを吸っており、手荷物で持っていきましたが何も問題ありませんでした。
また、電子タバコや加熱式タバコの喫煙も制限はないので、ベトナムでもアイコスは普通に吸って大丈夫です。
ベトナムの喫煙マナー
ベトナムは日本と比べても喫煙率が高く、男性は約半数が喫煙者であると調査結果で出ています。
また、ベトナムでは歩きタバコやカフェのテラス席での喫煙も頻繁に見かけます。
タバコ規制が緩いベトナムですが、どこでもタバコを吸っていいわけではありません。
私は元喫煙者で元ベトナム在住だったので、リアルなベトナムの喫煙マナーについて解説していきます。
レストランやショッピングモールの屋内は禁煙
レストランやショッピングモールの屋内は禁煙です。
ベトナムも少しずつですが分煙の流れになってきていて、ショッピングモールやオフィスビル、公共施設は禁煙となっています。
ホテルのお部屋は基本的に禁煙ですが、喫煙可のお部屋を用意しているホテルも多いので、喫煙者の方は予約の際に喫煙可のお部屋を選ぶようにしましょう。
屋外は喫煙可能
ベトナムでは屋外であれば喫煙できます。
ホテルやショッピングモールなどの外には灰皿が置いてあることが多いです。
しかし、ほとんどのベトナム人は歩きタバコやバイクを運転しながらのタバコ、オープンテラスの席でのタバコなど自由に吸っています。
屋外の指定エリアでタバコを吸うこと
喫煙者からすれば「屋外であればどこでもタバコを吸える」というのは好条件ですが、なるべく灰皿のあるエリアで吸うようにしましょう。
いくらタバコに寛容な国と言われていても、子供が近くにいたり、受動喫煙のことを考えると指定エリア外での喫煙は避けるべきです。
まとめ:ベトナムはタバコ規制が緩い!電子タバコもOK!
ベトナムの喫煙事情について紹介してきました。
ベトナムは世界的に見ても喫煙率が高く、屋外であればどこでも喫煙可能となっています。
日本で主流になっているアイコスやグローなどの電子タバコ(加熱式タバコ)の持ち込みも可能となっています。
しかし、電子タバコを持ち込む際には手荷物で持っていく必要があります。
預け荷物では電子タバコを持っていくことはできません。
喫煙者にとっては旅行がしやすい国ですが、周りの人に迷惑にならないように吸うようにしましょう。