ベトナムは世界トップクラスのコーヒーの生産国として知られていて、日本よりもカフェ文化が日常生活に強く根付いています。
ベトナムには多くのカフェチェーンがありますが、外資系のカフェチェーンよりもベトナム企業のカフェチェーンが人気を集めています。
今回の記事ではベトナムの人気カフェチェーン店を9つご紹介します!
ハノイやホーチミン、ダナンの大都市であれば見かける機会も多いので、ぜひベトナム旅行の参考にしてください。
HIGHLANDS COFFEE(ハイランズコーヒー)
1つ目にご紹介するのは「HIGHLANDS COFFEE(ハイランズコーヒー)」です。
ハイランズコーヒーはベトナムで最も有名で気軽に入店できるカフェチェーン店のひとつで、2025年1月時点で815店舗展開しています。
ベトナム最大手のカフェチェーン店なので、ベトナム旅行経験者の方は一度は行ったことがあるかもしれません。
イメージ的にはスターバックスに近く、コーヒーから紅茶系、フリーズと呼ばれるスタバのフラペチーノのようなクリームが乗ったアイスドリンクなどがあります。
ドリンクの値段は高くても6万ドン(約360円)程度なので、日本のカフェと比べても格安です。
「どこのカフェに行こうか…」と考えている方は、まずはハイランズコーヒーに行ってみてください!
THE COFFEE HOUSE(コーヒーハウス)
THE COFFEE HOUSE(コーヒーハウス)は2014年にホーチミンで誕生したカフェチェーン店です。
2014年と比較的新しくオープンしたカフェですが、モダンで洗練された雰囲気の店づくりが若者を中心に人気を集めています。
カフェ利用だけではなく、勉強をする人や仕事をする人向けにも設計されているので、他のカフェよりも店内が広いのが特徴です。
コーヒーや紅茶、フルーツティー、ケーキまでとメニューも豊富なので、ベトナム旅行の際にぜひ利用してみてくださいね!
PHUC LONG COFFEE&TEA(フックロンコーヒー&ティー)
PHUC LONG COFFEE&TEA(フックロンコーヒー&ティー)は1968年にオープンしたベトナムを代表する老舗カフェチェーン店です。
店名にもなっているように、ベトナムコーヒーと紅茶に特化していて、純粋なベトナムコーヒーとベトナム紅茶を国内外で提供しています。
現在はベトナムで62店舗展開していて、ホーチミンやハノイ、ダナン、ニャチャンなどの主要都市に店舗を構えています。
様々なドリンクが提供されていますが、その中でも「フックロンミルクティー」は濃厚な味で人気を集めています。
紅茶専門店ならではのミルクティーをぜひ体験してみてください!
TRUNG NGUYEN LEGEND(チュングエンレジェンド)
TRUNG NGUYEN LEGEND(チュングエンレジェンド)は1998年にホーチミンでオープンしました。
お土産で人気なインスタントコーヒーの「G7」を販売しているTRUNG NGUYEN社が運営しています。
現在はベトナムを代表するコーヒーブランドの一つになっています。
コーヒー1杯5万~8万ドン(約300円~490円)と、他のカフェチェーン店と比べるとやや高めの価格設定ですが、その分本格的なベトナムコーヒーを体験できます。
コーヒーはブラックと練乳を選べるようになっていて、個人的には練乳入りのコーヒーをぜひ体験してほしいです!
CONG CA PHE(コンカフェ)
CONG CA PHE(コンカフェ)は2007年にベトナム北部のハノイでオープンしたカフェです。
コンカフェの特徴は何と言っても、ベトナム南北統一前の共産主義の衣装や内装を採用していることです。
ベトナムヴィンテージの雰囲気を感じられるお店になっていて、「ココナッツコーヒー」や「ヨーグルトコーヒー」などの珍しいメニューも。
私はヨーグルトコーヒーが好きで、ベトナム在住時は週一くらいで飲んでいました!
ハノイ発祥のカフェですが、現在はカフェチェーンとしてホーチミンやダナンの大都市で多くの店舗がオープンしています。
ベトナム旅行でしか体験できないタイプのカフェなので、ベトナム旅行の際はぜひコンカフェに行ってみてくださいね。
KATINAT(カティナット)
KATINAT(カティナット)は2016年にホーチミンで創業したカフェです。
2025年1月時点で、ベトナム国内で73店舗を展開するほどまでに成長しています。
ホーチミンの街中ではよく見かけるカフェで、ハノイやダナンにオープンした際には1時間の行列ができるほどの盛況ぶり。
ホーチミンの店舗はテーマパークのようにおしゃれな店内になっているので、SNS映えした写真を撮りたい方や、女子旅でベトナム旅行中の方に特におすすめです。
コーヒーやフルーツティー、タピオカのトッピングなど、ベトナムの若者から人気を集めているカフェになっています!
MILANO COFFEE(ミラノコーヒー)
MILANO COFFEE(ミラノコーヒー)は2011年にホーチミンで創業したカフェです。
フランチャイズ展開をしており、公式サイトによるとベトナム全土で2000店舗以上もあるそう!
ミラノコーヒーの特徴は、ローカル向けのカフェを展開しており、コーヒー1杯が1万~2万ドン(約60円~120円)と安い価格設定になっています。
メニューはベトナムコーヒー(ブラック)や練乳入りのベトナムコーヒーなど、数は少ないですが、この価格でベトナムコーヒーを味わえるカフェは他にありません。
小さなテーブルや椅子でローカル感が強いので、ベトナムのローカルカフェを体験してみたい方はぜひ行ってみてください!
VIVA STAR COFFEE(ビバスターコーヒー)
VIVA STAR COFFEE(ビバスターコーヒー)は2013年に創業した、緑の星のロゴが印象的なカフェです。
ビバスターコーヒーはオープンから十数年で、ベトナム全土に300店舗以上を構えるまで成長している、最近注目のカフェチェーン!
ビバスターコーヒーは個人でもグループでも利用しやすい広い店内になっていることが多く、多くの店舗でパラソルがあるガーデンカフェも併設しています。
コーヒーはもちろん、シェイクやお茶系のドリンクなど様々なドリンクがあるので、家族連れでも利用しやすいカフェのひとつです!
Ru Nam Cafe(ルナムカフェ)
Ru Nam Cafe(ルナムカフェ)は、2013年にオープンしたカフェレストラン。
パリのビストロを思わせる、おしゃれで洗練された店内が特徴で、広々とした座席が用意されています。
独自の焙煎技術を駆使したコーヒーは、コーヒーに詳しい方も唸るほどの味わい。
一般的なカフェチェーンに比べると高級志向ですが、コーヒーや料理のクオリティ、充実した店内設備を考えれば、その価値に納得できるはずです。
また、アフタヌーンティーを楽しめるカフェとしても有名なので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
【番外編】STARBUCKS(スターバックス)
番外編として世界的コーヒーチェーンのスターバックスをご紹介!
ベトナムへは2013年にホーチミンに初上陸し、10年目の2023年時点で100店舗をベトナム国内で展開しています。
「ベトナムコーヒーは美味しいけど濃厚すぎる…」という感想を持つ方もいるので、日本でもなじみ深いスタバがあるのは安心ですよね。
日本でも頼めるメニューから、ベトナムならではの練乳入りコーヒーまで取り扱っています。
また、スターバックスベトナム限定のタンブラーやぬいぐるみも販売しているので、スタバファンの方や、ベトナム限定グッズが欲しい方に特におすすめです!
ベトナム旅行でおすすめのカフェチェーンはどこ?
ベトナムには多くのカフェチェーンがありますが、その中からベトナム旅行中に行きたいおすすめのカフェチェーン店をピックアップしました!
- ①ハイランズコーヒー
- ③フックロンコーヒー&ティー
- ⑤コンカフェ
①ハイランズコーヒーはベトナムで一番人気のカフェチェーン!
店舗数もとても多いので市内観光の際にも見つけやすいです。
③フックロンコーヒー&ティーはベトナム老舗のカフェチェーン店で、コーヒーから美味しいお茶まで味わえます。
ベトナムコーヒーは有名ですが、ベトナムのお茶も美味しいのでぜひ飲んでいただきたい!
⑤コンカフェは個人的にベトナム旅行中に一度は必ず行ってほしいカフェです!
ベトナム南北統一前の共産主義のコンセプトが懐かしくもあり可愛らしいです。
そしてヨーグルトコーヒーやココナッツコーヒーなど、ベトナムならではのコーヒーメニューが豊富です。
ベトナムには魅力的なカフェチェーンがたくさん!
ベトナムのカフェチェーン店を紹介してきました。
ベトナムではカフェで休憩したり、おしゃべりすることは生活の一部になっています。
ベトナムには露店で営業しているローカルのカフェから、大衆向けのカフェ、高級路線のカフェなど様々なカフェスタイルがあります。
カフェごとにオリジナルメニューなども用意しているので、ベトナム旅行中は休憩がてらベトナムのカフェを楽しんでください!
ベトナム旅行の際に持っていくべき必須・おすすめアイテムについて、下記の記事でご紹介しています。
当メディアでは「ベトナム旅行」で気になる「チップ事情」や「おすすめホテル」などについて発信しています!