- ベトナムのダナン旅行にビザは必要?
ベトナム・ダナン旅行を検討している方がまず気になるのがこの疑問ですよね。
結論から言うと、日本のパスポートを持っていれば45日以内の滞在はビザ不要です。
ただし、滞在日数や入国条件には注意点もあります。
この記事では、最新の入国ルール(2025年版)をわかりやすく解説しつつ、長期滞在時のビザ申請方法、入国時に必要な書類や手続きの流れまで詳しくまとめました。
これを読めば、初めてのダナン旅行でも安心して出発できます!
EasyTripMore編集部2025年8月にダナン旅行に行ってきました!
【結論】ベトナム・ダナン旅行にビザは必要?
日本国籍者は「45日以内」の滞在でビザ免除
まず結論からお伝えすると、日本国籍の方は45日以内の滞在ならビザは不要です。
これは「無査証滞在(ビザ免除)」制度が適用されているためで、観光や短期滞在であれば入国審査だけでOK。



GWや夏休みの1週間程度の旅行なら、ビザは気にしなくてOK!
以前までは15日間までしか滞在できませんでしたが、2023年8月15日から法律が改正され、滞在期間が最大45日に延長されました。
この新しい制度は、2025年3月15日から2028年3月14日まで適用される予定です。
つまり、1か月半以内の旅行であればビザ不要でOK。週末旅行からロングステイまで、より気軽にベトナム旅行が楽しめるようになりました。
ビザが必要となるケース
反対に、45日を超えて滞在する場合はビザの取得が必要です。
また、ビザ免除で入国した場合は現地での滞在延長が原則不可。
長期滞在やビジネス目的で訪れる際は、事前にビザを申請しておきましょう。
ベトナム・ダナン入国に必須の必要書類と条件


パスポート
ベトナムに入国する際は、日本のパスポートが必須です。
そしてもう一つ大切なのが、入国時に6か月以上の残存有効期限があること。
もし残り期間が6か月を切っている場合、入国を拒否される可能性もあるため、旅行を予約する前に必ず確認しておきましょう。
航空券の提示
入国時に、往復または第3国行きの航空券を提示するよう求められることがあります。
「ベトナムに入って帰国する意思がある」ことを証明するためなので、Eチケットをスマホなどに保存しておくと安心です。
45日以上の滞在の場合のビザ申請方法


オンラインビザ(e-VISA)
45日を超える滞在や、複数回の入出国を予定している場合は、「オンラインビザ(e-VISA)」を申請しましょう。
ベトナム政府公式サイトで簡単に申請でき、申請から発行までは通常3営業日ほどです。
2023年8月25日以降、e-VISAの有効期間が90日間に延長され、シングルエントリー(1回入国)とマルチプルエントリー(複数回入国)の両方が選べます。
e-VISAで出入国できる空港はハノイ、ホーチミン、ダナンなど13の国際空港。
取得後はPDFを印刷し、パスポートと一緒に提示してください。
オンアライバルビザ(VOA)
ハノイやホーチミンなどの主要空港では、「オンアライバルビザ(Visa on Arrival:VOA)」も利用可能です。
ただし、VOAを取得するには事前に「入国管理局が発行する許可番号通知書」を旅行会社などを通じて取得しておく必要があります。
通常のビザ申請(大使館・領事館)
日本国内で確実に取得したい方は、在日ベトナム大使館または総領事館でビザを申請する方法もあります。
観光ビザの場合、滞在期間やシングル・マルチエントリーの選択も可能。
手数料はビザの種類によって異なりますが、目安としては6,000〜10,000円程度です。
ダナン国際空港での入国手続きの流れ


入国審査
ダナン国際空港に到着したら、まず入国審査(Immigration)へ。
ここでパスポートと搭乗券を提示します。
2010年9月以降、ベトナムでは入国カードの記入・提出が不要になっています。
ビザ免除で入国した場合、入国スタンプに「滞在可能日数(例:45日)」が押されます。
この日付を超えて滞在すると罰金対象になるため、必ず確認しましょう。
荷物受け取りと税関
入国審査を終えたら、手荷物を受け取り、税関(Customs)を通過します。
ベトナムではすべての荷物がX線検査を受けるのが基本です。
- 規制品や免税範囲を超える持ち込みがなければ、グリーンレーン(Nothing to Declare)へ。
- 申告が必要な場合は、赤レーン(Goods to Declare)を利用します。
現金は5,000USD相当、または1,500万ベトナムドンを超える場合は申告が必要です。
電子たばこ・加熱式たばこは禁止(2025年1月〜)
2025年1月1日以降、ベトナムでは電子たばこ・加熱式たばこの輸入・使用が全面禁止となります。
違反すると罰金や刑事処分の対象になるため、旅行前に必ず荷物を確認しておきましょう。
ベトナムの喫煙事情については以下の記事で詳しく解説しています!


ダナン旅行前の準備とチェックリスト


海外旅行保険の加入
入国時に保険加入は義務ではありませんが、海外旅行保険への加入は強くおすすめします。
万が一の病気やケガで高額な医療費が発生することもあります。
特にダナンでは外国人向けの病院が少なく、治療や搬送費用が高額になるケースも。
クレジットカード付帯の保険だけでは補償が足りないことがあるため、専用の海外旅行保険に加入しておくと安心です。



最低でもクレカの海外旅行保険には入りましょう!
航空券の手配
ダナンへは、成田・関西・名古屋などから直行便が運航しています。
また、ハノイやホーチミン経由便を利用すれば、航空券代を抑えることも可能です。
LCC(格安航空)を利用する場合は、受託手荷物の料金や遅延リスクにも注意しておきましょう。


ダナンから日本帰国をスムーズにする方法
Visit Japan Webの活用
日本への帰国時は、Visit Japan Webの事前登録を済ませておくと非常に便利です。
このオンラインサービスを使えば、税関申告をWeb上で完了させることができ、空港での手続き時間を大幅に短縮できます。
登録完了後に表示されるQRコードを日本の空港で提示すれば、有人カウンターに並ぶ必要もありません。
帰国ラッシュ時でもスムーズに通過できるので、特におすすめです。



Visit Japan Webに事前登録すると一瞬で手続きが終わります!
日本の入国審査(日本国籍者)
2024年以降、日本人の帰国時は自動化ゲートが利用可能です。
パスポートをスキャンして顔認証するだけで、短時間で入国できます。
【まとめ】45日以内の滞在ならビザは不要!
ベトナム・ダナン旅行でビザが必要かどうかについて紹介してきました。
今回の記事内容をまとめると、
- 日本国籍者は45日以内の滞在ならビザ不要
- 45日を超える場合はe-VISAなどのビザ申請が必要
- パスポート残存有効期間は6か月以上が必須
- 電子たばこ・加熱式たばこの持ち込みは禁止(2025年1月〜)
- 海外旅行保険への加入を忘れずに
ダナンは、手軽に行けて満足度の高いビーチリゾート。
最新のビザ情報をチェックして、安心・安全なベトナム旅行を楽しみましょう!

