日本からも近く、グルメやエンタメで大人気の国「韓国」。韓国旅行に必要な費用はいくらなのでしょうか?現地でかかる費用はいくら?韓国旅行が初めてだと疑問が尽きませんよね。
今回は韓国旅行「2泊3日」「3泊4日」の2パターンでかかる費用と、それぞれの費用相場について徹底的に解説していきます。
韓国旅行の費用相場はいくら?
韓国旅行の費用相場はいくらなのでしょうか?
韓国旅行の費用は旅行日数や、どのクラスのホテルに宿泊するか、ショッピングをどの程度楽しむかによって変わってきます。
ここでは東京発・ソウル着のLCCを利用し、スタンダードクラスのホテルに宿泊する想定で2泊3日と3泊4日の費用を紹介していきます。
項目 | 2泊3日 | 3泊4日 |
---|---|---|
航空券代 | 32,000円 | 32,000円 |
ホテル代 | 20,000円 | 30,000円 |
食費 | 10,000円 | 15,000円 |
交通費 | 5,000円 | 6,000円 |
観光費用 | 10,000円 | 15,000円 |
合計 | 77,000円 | 98,000円 |
一般的な韓国旅行の費用は上記の表のようになるでしょう。
上記の表は個人手配の料金目安ですが、旅行会社のパッケージツアーを利用する方法もあります。パッケージツアーは「航空券+ホテル代+送迎」がセットになっていることが多く、個人手配よりも楽に韓国旅行の手配ができるので、韓国が初めての方や海外旅行が初めての方におすすめです。
個人手配は航空券やホテルなどを自分で手配する必要がありますが、自分で好きなプランを立てられるので、航空券はLCC(格安航空券)を購入し、ホテルは少し良いグレードに宿泊するといったカスタマイズが可能です。
それでは、韓国旅行でかかる費用について詳しく見ていきましょう。
韓国旅行に必要な6つの費用
韓国旅行では大きく分けて6つの費用が発生します。
これから紹介する6つの費用は必ずかかる費用と言ってもいいので、韓国旅行の個人手配をする際には参考にしてくださいね。
それでは韓国旅行に必要な6つの費用を紹介していきます。
航空券
まずは、韓国旅行で必須となるのが韓国までの往復の航空券です。
2024年6月現在、韓国までの往復航空券の価格は「LCC利用で約18,000円~」、「フルサービスキャリア利用で約40,000円~」となっています。
韓国旅行の航空券代
- LCC(格安航空券)…約18,000円~(往復)
- フルキャリア(大韓航空)…約40,000円~(往復)
コロナ後に日韓の渡航が再開したときはLCC利用でも3万円以上することが多かったですが、2024年6月現在は価格が落ち着いてきて、コロナ前と同様に安く行くことができるようになっています。
LCCは安く行くことができますが、LCCの安い航空券では預け荷物が含まれておらず、キャリーバッグなどを預ける場合は別途料金が発生します。
リュック1つで韓国旅行に行く場合は気にする必要はありませんが、キャリーバッグなどの預け荷物がある方は注意が必要です。
航空券代は時期や予約のタイミングによっても変わってきます。夏休みシーズンやGW、年末年始などは旅行の繁忙期になるので、航空券代が2倍以上の価格になることも珍しくありません。
海外航空券は一般的に、2カ月前の予約が一番安いと言われているので、繁忙期に韓国旅行を計画している方はできるだけ2カ月前に航空券を購入するようにしましょう。
※利用する空港や時期によって航空券の値段は変動します。
ホテル代
次に必須でかかる費用はホテル代です。
韓国のスタンダードホテルは1泊10,000円前後が相場で、5つ星は30,000円以上が相場となっています。
韓国のホテル代
- 格安ホテル…2,000円~5,000円
- スタンダードホテル…8,000円~10,000円
- 高級ホテル…30,000円以上
韓国には2,000円程度で宿泊できる格安ホテルから高級ホテルまであり、明洞や江南などの宿泊するエリアによっても価格が変わってきます。
5,000円以下のホテルは日本語に対応していなかったり、ホステルのような共有エリアがあるホテルが多いので、個室でゆっくり過ごしたい方はスタンダードクラスのホテルを選ぶようにしましょう。
明洞は韓国で最大規模の繁華街で、飲食店や洋服屋、韓国コスメのお店、デパートなどが密集しています。
韓国旅行では必ず訪れたいスポットなので、韓国旅行が初めての方や韓国に慣れていない方は明洞周辺でホテルを探すのがおすすめです。
食費
次に必須でかかる費用は食費です。
韓国料理は日本をはじめ世界的に大人気で、定番の「サムギョプサル」や、韓国風海苔巻きの「キンパ」、すき焼きのような「プルコギ」など料理名を挙げるときりがありません。
魅力的なグルメが豊富な韓国での「1日当たりの食費は約6,000円~」と考えておくといいでしょう。
韓国料理の相場
- サムギョプサル…約1,500円
- キムチチゲ…約500円
- プルコギ…約1,700円
- キンパ…約120円
- カンジャンケジャン…約3,800円
サムギョプサルやプルコギなどの大皿料理は2,000円前後が相場になります。
カニを使ったカンジャンケジャンは少し高めで4,000円前後しますが、日本の新大久保で食べる場合は5,000円以上することも多いので、現地で食べたほうが安いですね。
ランチの食費の目安は1,000円~2,000円、ディナーでは2,000円~3,000円を見ておくと安心です。
韓国には屋台も多く、屋台では串焼きやスイーツ、韓国風のおでんが楽しめます。屋台は数百円で楽しむことができるので、費用を抑えたい方や食べ歩きをしたい方は屋台をうまく活用すると良いですよ。
交通費
次は交通費です。
韓国は日本のように交通インフラが整備されていて、地下鉄やバス、タクシーが主な交通手段となります。
韓国の地下鉄は10キロまで一律1,500ウォン(約170円)で乗ることができます。10キロを超えた場合は、5キロごとに100ウォンずつ加算されます。
タクシーは初乗り料金が1.6キロの範囲で4,800ウォン(約540円)で、131メートルごとに100ウォン(約110円)ずつ加算される仕組みになっています。
夜10時~朝4時までは深夜料金が適用され、料金が40%増しになるため注意が必要です。
韓国の交通費
- 地下鉄…10キロまで1,500ウォン(約170円)
- バス…1,500ウォン(約170円)
- タクシー…初乗り4,800ウォン(約540円)
日本と比べて全体的に交通費が安い韓国。
その中でも地下鉄とバスは特に安いので、費用を抑えたい方は地下鉄などをメインで使うと良いでしょう。
現地オプショナルツアー
韓国現地でオプショナルツアーに参加予定の方は、オプショナルツアー代が発生します。
韓国旅行の定番である京福宮やソウルタワー、ロッテワールド、明洞観光などは自分でも手配できますが、韓国には魅力的な現地のオプショナルツアーが豊富!
女性旅行者が多い韓国で特におすすめなのが、「パーソナルカラー診断」や「K-POPアイドルのヘアメイク体験」です!
オプショナルツアーはツアー内容によって価格が違うので、ツアーで使う予算をあらかじめ決めておきましょう。
「KKday」では韓国のオプショナルツアーが豊富で、ヘアメイク体験から美容系のオプショナルツアーまで豊富なので、韓国美容に興味のある方はぜひKKdayのツアーを見てみてください♪
お土産代
韓国旅行では韓国コスメやファッション用品、定番のお菓子などのショッピングも楽しみたいですよね。
お土産代は人によって変わってきますが、5,000円程度を見ておくといいでしょう。
韓国旅行のバラマキ土産の定番のアーモンドはスーパーなどで1,200ウォン(約130円)程度で売られています。
その他、韓国コスメは日本で通販で買うよりも数割安いので、韓国コスメが好きな方はぜひショッピングを楽しんでください。
旅費以外にかかる費用
ここからは旅費以外にかかる費用を紹介していきます。
必須の費用ではありませんが、これらが無いと旅行が快適にできません。特に海外旅行保険に加入していないと現地で体調が悪くなって入院した場合、1日の入院で数万円請求されることも…。
海外旅行保険
海外旅行保険には絶対に加入しましょう。(元旅行会社社員からのお願いです)
韓国は飛行機で数時間で行けるので、海外という感覚を忘れがちで海外旅行保険に加入していない方も多いです。
ですが、海外旅行保険に加入していないと、現地で体調が悪くなったり、盗難の被害にあったときに一切補償を受けることができません。
海外旅行保険に加入するには大きく分けて3通りあります。
海外旅行保険に加入する方法
- 事前にネットや旅行会社で申し込む
- 空港のカウンターで申し込む
- クレジットカード付帯の保険を利用する
事前にインターネットや旅行会社の窓口で申し込む場合は、韓国4日間であれば約1,000円で海外旅行保険に加入できます。
この方法でももちろん良いのですが、一番のおすすめは「クレジットカード付帯の保険」を利用することです。
クレジットカードは数が多いですが、年会費無料で海外旅行最強のカードは「エポスカード」。
エポスカードの良いところを短く言うと、「年会費無料で最高3,000万円の補償が受けられる」です。
また、海外旅行で良くある携行品損害は20万円となっていて、旅行中にスマホやカメラ、バッグが「壊れた」「盗難された」場合などに補償が受けられます。
エポスカードのメリット
- 年会費無料
- 即日発行が可能
- 疾病治療費用が270万円
- 携行品損害が20万円
- 賠償責任が2,000万円
- 日本語の緊急アシスタントサービス
年会費無料で即日発行も可能なので、韓国旅行前に発行して持っていきたいクレジットカードです。
エポスカードの詳細は下記のバナーからご覧ください。
SIMカードやWi-Fiルーターの通信費
韓国旅行ではSIMカードを購入したり、Wi-Fiルーターをレンタルして持っていきましょう。
現地でインターネットを使える環境にしておくことで、いつでも地図を見たり、レストランを検索したり、写真を撮ったらすぐにSNSにアップすることが可能です。
SIMカードは持っているスマホのSIMカードを交換して、韓国のネット回線を利用できるようにします。
Wi-Fiルーターを持っていると日本のスマホをそのまま使用できます。
また、Wi-Fiルーターは1台で複数のスマホを接続できるので、友達同士のグループ旅行やファミリー旅行ではWi-Fiルーターの方がコスパが良くなります。
現地でネット環境がないととても不便な旅行になってしまうので、渡航前に予約するようにしましょう。
韓国旅行前にチェックすること
ここまでは韓国旅行でかかる費用を紹介してきました。
ここからは韓国旅行前にチェックするべきことを紹介していきます。
韓国の両替レート
2024年6月現在、1ウォン=0.11円。
ですので、1,000ウォンで約110円ということになります。
ウォンから円への計算は、0を1つ消すことで日本円と同程度になります。
韓国は日本よりも桁が大きくなることがあるので、日本への変換方法をしっかりと覚えておくようにしましょう。
韓国旅行の費用を抑える裏ワザ
これまでは韓国旅行にかかる費用を紹介してきました。
しかし、ある裏ワザを使うと韓国旅行の費用がグッと抑えられるんです。
その方法とはHISの航空券予約サイトの「サプライス」を使って、航空券を購入することです。
サプライスでは様々な航空券の価格を一括比較して、最安値の航空券を見つけることができます。
また、サプライスでは週末セールや割引クーポンを配布しているので、キャンペーンと組み合わせると驚くほど安くなることも。
HISが運営している航空券比較サイトなので安心感もあるので、個人手配に慣れている方はぜひサプライスを利用して賢い韓国旅行にしてください!
韓国旅行の費用感を知ってスケジュールを立てよう!
韓国旅行にかかる費用を「2泊3日」「3泊4日」の2パターンで紹介してきました。
韓国へはLCCを利用すると時期によっては2万円以下で行くことができます。
ホテルも格安ホテルから高級ホテルまで幅広いですが、日本語対応や完全個室である程度のクオリティを求めるなら、1泊1万円以上のホテルを選ぶようにしましょう。
韓国は日本から近い国なので、弾丸旅行先としても大人気です。
韓国旅行を計画中の方はぜひ本記事を参考にしてください。